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日本のお祭り「祇園祭(京都)編 」

日本のお祭り「祇園祭(京都)編 」

前書き 祇園祭の概要 祇園祭は、京都・八坂神社の祭礼として知られ、毎年7月1日から31日までの約1か月にわたって多彩な神事・行事が続きます。なかでも最大の見どころが、7月17日(前祭)と7月24日(後祭)に行われる「山鉾巡行」と、巡行前夜に街が最高潮に盛り上がる「宵山」です。([〖京都市公式〗京都観光Navi][1]...

前書き 祇園祭の概要 祇園祭は、京都・八坂神社の祭礼として知られ、毎年7月1日から31日までの約1か月にわたって多彩な神事・行事が続きます。なかでも最大の見どころが、7月17日(前祭)と7月24日(後祭)に行われる「山鉾巡行」と、巡行前夜に街が最高潮に盛り上がる「宵山」です。([〖京都市公式〗京都観光Navi][1]) 祭りの歴史と文化的意義 祇園祭の起源は、貞観11年(869年)に京の都で疫病が流行した際、当時の国の数にちなむ66本の矛(ほこ)を立て、神輿を神泉苑へ送り、災厄の除去を祈った「祇園御霊会」にあると伝えられます。([〖公式〗八坂神社 京都][2]) この「疫病退散・災厄除け」という祈りは、現代の祇園祭にも色濃く残ります。山鉾巡行は、神輿渡御(神幸祭・還幸祭)に先立って都大路を清める役割を持つとされ、信仰・都市文化・町衆の自治が一体となった祭礼として発展してきました。([京都の文化遺産][3]) さらに、祇園祭の山鉾行事は無形文化遺産として国際的にも評価され、ユネスコの無形文化遺産(「山・鉾・屋台行事」)の構成要素として位置づけられています。([ユネスコ無形文化遺産][4]) 祭りの開催時期(毎年7月) 開催期間:7月1日〜31日(吉符入〜疫神社夏越祭)([〖京都市公式〗京都観光Navi][1]) 山鉾巡行:前祭 7/17、後祭 7/24([〖京都市公式〗京都観光Navi][5]) --- 祭りの特徴 山鉾巡行の詳細:山鉾の種類や装飾 祇園祭 山鉾巡行(出典:Wikimedia Commons) 画像出典:Wikimedia Commons “Gion Matsuri-01.jpg”(CC BY-SA 4.0) 祇園祭の象徴が「山鉾(やまほこ)」です。大きく分けて次の2系統が語られます(実際には曳山など多様な形態があります)。 鉾(ほこ):高い真木(しんぎ)を立て、車輪で曳いて進む大型の山鉾 山(やま):真松や御神体人形などを飾り、担いで進む「舁山」などがある([そうだ 京都、行こう。][6]) 装飾は、織物・彫刻・金工などの美術工芸が重層的に組み合わさり...